経理や転職の裏事情

正直、経理のやりがいって?12年目経理が本音を公開

2020年2月1日

あなたは、今の仕事にやりがいや魅力って感じていますか?

 

私は経理歴が12年以上あるんですが、正直、やりがいや魅力を感じない時期が長くありました。

特に経理2,3年目に突入した時は「経理ってやりがいがない!」と、心底思っていたんです。

 

たぶんこの記事を読んでいるあなたは、経理に興味を持っているのでは?と私は勝手に思っています。

なので、今まで「経理やってて良かった!」と思った部分をぶっちゃけつつ経理の魅力を語ってみますね。

 

すべて本音で話してみるので、経理に興味がある人、経理に転職したい人、実際に経理をやっている人に参考にしてもらえたら嬉しいです。

 

管理人
ちなみに私の経理歴は12年目に突入しました!
一部上場企業で約9年、今はベンチャー企業で経理3年目になります

 

 

経理やってて良かった!やりがい、魅力BEST3

BEST1!スキルが身につけば転職もしやすい!

管理人
本当にコレ!私は1度無職になったんですが、経理歴で救われました。

 

転職する際に色々な会社の経理の方から話を聞いたり、実際に転職して実感したのですが…経理は、求められるスキルの土台部分がほとんど同じなんです。

仕訳の知識であったり、仕事の流れを理解していてそのうえでどういった業務が必要になるのか…ですね。

あとは、その土台部分にプラスして、在籍中にどれだけ経験を積めたかで転職のしやすさが決まります。

 

会社によって帳簿の入力基準も違うし、入力する会計ソフトも違う。

書類の扱い方も違うし、場合によっては仕事の進め方が違うなんてことも。

 

けれど、簿記の知識や業務の基本的な流れはどこも同じなので、在籍中に行っていた業務を棚卸して、学んだことをアピールすれば比較的転職しやすい職種ではあります。

 

BEST2!会社の経営状況まるわかり!

こんな噂、聞いたことありませんか?

「経理の人間が続々と辞めたら経営状況が危ない」

この噂の真偽は…半分くらいは信じていいと思います。

本当に退職するタイミングと重なることもあるんですが、続々…となると経営状況を心配してみてもいいかもしれません。

 

経理は会社の状況を数字で把握することができます。

数字は、客観的に判断できる一番信用できる情報になるんですね。

営業部長が「調子がいい!」って言ってたとしても、数字として結果が出ていなければ会社としてはダメなわけです。

 

もちろん、その数字が正しいことが前提条件にはなりますが、色々な数字が把握できるのは経理なので、会社の心臓部と言っても過言ではありません。

数字を分析すると分かること

■どの部署が勢いがあって、どの部署が落ち込んでいるのか
■今後売り出していく商品やサービスは何か
■誰が一番経費を使っているのか
などなど…

じゃあ、経営状況がわかるから何?どこがやりがいと結びつくの?…ということなんですが、個人的にはこんなことが「良かった!」と思うポイントです。

☑営業や経営陣必要な数字や資料を渡すと感謝される。

☑経営陣に近い場所にいるので顔と名前を認識される。たまに差し入れを貰えた!

☑決算時期忙しい会社なら、部署で謎の団結力と達成感を味わえる。

 

BEST3!スケジュールが立てやすい!

経理は忙しい時期がある程度決まっています。

もちろん、担当している業務、給与計算担当の部署が総務か経理か、上場している企業なのか…によって変わってくるんですが、大体どこの会社もリズムは一緒です。

 

月初・月末が一番忙しくて、月の半ばは余裕が比較的ある時期。

決算がある場合は、決算月の翌月が忙しい。

 

よく「経理って決算の月が大変なんでしょ?」と言われるのですが、実際は決算の翌月が死にます。特に上場企業。

決算月はあくまで準備の月であり、決算の翌月に数字をまとめなくてはいけません。

 

そういった忙しい時期を除けば、仕事量は自分で調整できるのでプライベートな予定を立てやすい職種になります。

私は前にお稽古事とかしていたのですが、自分の余裕がある時期がわかったので行きやすかったです。

番外編:経理ならではの職業病?こんなのあるある

今回の記事の最後に、経理あるあるまとめてみました。

…と言っても、今まで在職した2社と、転職活動中に盛り上がった会社の担当者さんなどの話を総合して思ったこと3選。

何となく記憶に残っていたのでまとめてみました。

 

【電卓を叩くのがめっちゃ早くなる】

経理ならではの特技なんじゃないかと思います。

簿記とか勉強しているのであれば、やっぱり電卓に愛着が湧いたりするので電卓談義も盛り上がります。

そうじゃなくても、日ごろから電卓とは友達関係築けるくらいに使うので、扱いが早くなりますね。

管理人
私は専門学校時代で電卓検定三段に合格しているんですが、それよりも確実に早くなりました。
元アパレル業界にいた先輩も電卓操作は早いです。

【経理に数学好きは、実はあまりいない】

「私経理なんですけど、数学はあまり好きじゃないんですよ」って言うと驚かれるのは何故だろう。

経理やっている人に、数学好きってあまりいません。

前の会社では、数学苦手っていう先輩も結構いました…。

 

どうして簿記を学んだのか、という話題も飲み会で盛り上がりましたね。懐かしい。

【要注意人物に先手を打つことを考えるようになる】

基本的に経理に提出される書類って、毎月だとか数か月おきだとか同じ書類を出すことになります。

交通費の精算だとか、振込依頼だとかですね。期限を過ぎるとアウトなやつが多いです。

 

ただ、中には書類仕事が苦手な人もいるので…いつも遅い、みたいな人がいるんですよね。

管理人
円滑に仕事を行うためには、どうしても期限前に何回も声をかけたり…しますね。

 

 

経理のやりがい・魅力まとめ

この記事のまとめ

やりがい・魅力BEST3

  1. 転職しやすいスキルが身につく
  2. 会社の経営がどこの部署よりわかる
  3. スケジュールが立てやすい

番外

  • 電卓能力がめっちゃ上がる
  • 数学嫌いでも経理になれる
  • 先を読んで動く能力がみにつく

 

というわけで、今回は経理のやりがいや魅力をまとめてみました。

別の記事では経理で働いていて嫌になったことや、向いていない人についてまとめてみます。

 

 

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