今年の冬頃から、生のブロッコリーを食べるのにハマっています。
今まで冷凍のブロッコリーばかりにお世話になっていました。
ですが、生のブロッコリーを食べてから、そのおいしさに感動したんです。
今ではお弁当にサラダに…と、食べまくっているブロッコリー。
ですが、うっかり調理するのを忘れて冷蔵庫に置いておくと…黄色くなっちゃうんですよね。
今まで少しくらいなら黄色くても大丈夫…?
と、今まで疑問を持ちながら調理していたんですが、きちんと調べてみることにしました!
日ごろからブロッコリーを食べている方はぜひぜひ注意してほしい黄色いブロッコリーでした!
ブロッコリーってどんな野菜?
見た目は鮮やかな緑色の緑黄色野菜。
形はカリフラワーに瓜二つなのは、カリフラワーの品種改良の野菜だからです。
学問的にはアブラナ科アブラナ属の野菜で、キャベツなどの仲間になります。
ブロッコリーの旬は11月から3月上旬の寒い時期。
ほぼ一年中買うことができますが、旬の時期のブロッコリーは大きくて、甘さも増します。
すずしい気候を好むブロッコリーの産地は、季節によって変わります。
秋から冬は埼玉県・愛知県が中心ですが、夏場は北海道が中心です。
一般的にはブロッコリーの頭の部分が食用として扱われることが多いです。
ですが、茎や葉部分も食べることができるため、捨てるところがほぼない野菜なんです。
あまりクセがなくて食べやすく、栄養豊富で乳児食としてもよく使われます。
赤ちゃんから大人までおすすめの野菜です。
ダイエット・筋トレにも効果的な野菜!
「ブロッコリーダイエットに効果的!」とよく言われていますね。
ブロッコリーを中心に食べるブロッコリーダイエットは、きれいに痩せる方法として注目されています。
ブロッコリーには、痩せるために必要な栄養素が豊富に含まれています。
また、野菜の中ではたんぱく質が豊富なため筋トレする人からも人気が高い野菜になっているんです。
ブロッコリーがダイエット・筋トレに効くポイント
- 野菜の中でタンパク質が豊富
- ビタミンCがレモンの約2倍
- 食物繊維が豊富で満腹感を感じやすい
黄色いブロッコリーとは?
通常、ブロッコリーは緑です。
まごうことなき緑。
野菜!って感じの緑ですよね。
そんな緑なブロッコリーですが、買ってうっかり数日放置すると…やや黄色みがかった色になるんです。
ブロッコリーの、頭の部分。ちょうどこの辺りが黄色く変化していくんです。
冷蔵庫の暗くて温度の低い野菜室に入れておくよりは、冷蔵庫の外に置いておいた方が黄色くなるスピードが速いです。
ブロッコリーが黄色くなるのは…何故なんでしょうか?
ブロッコリーが早く黄色くなってしまう条件
- 冷蔵庫に数日放置してしまった
- 陽の当たる場所に放置してしまった
ブロッコリーが黄色くなる理由は…花だった!?
ブロッコリーが黄色くなってしまう理由は…実は、花が原因でした。
ブロッコリーの緑の頭の部分は、つぼみなんです。
黄色くなるのは、つぼみが膨らんで花が開く前だから。
そのため、そのまま食べないでおくと黄色(クリーム色)の花が咲きます。
ちょうど、上の写真がブロッコリーの花が咲いているところです。
冷蔵庫を開けたらこんな花が咲いていたら、ちょっとびっくりしちゃいますね…!
黄色いブロッコリーは食べれるの?
ブロッコリーが黄色くなってしまうのは、花が咲く前だから。
気になるのは、食べれるのか食べれないか…ですよね。
もし食べれないのであれば、保存のきかない野菜に仲間入りしてしまいます…。
調べてみると…黄色くなったブロッコリーは食べても平気!
黄色くなったり、花が咲いてしまったブロッコリーは食べることができますが、注意したいのは栄養素について。
花が開くということは、当然開くためにブロッコリーの栄養素(エネルギー)が使われています。
そのため、黄色くなったブロッコリーは緑のブロッコリーより栄養分が低め。
できれば黄色くなってしまう前に食べて、栄養素を無駄にしないように気を付けましょう。
ブロッコリーを黄色くしないための保存方法
ブロッコリーの保存の目安は、生の状態であれば冷蔵庫で2日から3日程度。
茹でた後は、冷蔵庫で1日から3日程度、冷凍庫では1か月ほど保存ができます。
ですが、ブロッコリーを購入してから3日で食べるのは無理なことも多々あると思います。
花を咲かせず、ブロッコリーを長持ちさせるポイントは、栽培されている環境を再現すること。
ブロッコリーは早く食べたほうが味も栄養も良いですが、食べるのが遅くなるかも…と言う場合は試してみてください。
ブロッコリーの保存方法
- 野菜室などの冷たくて暗いところで保存する(新聞紙などでくるむとなお良い)
- 立てて保存する
- 冷暗所で保存する(涼しい気候を好むため)
- 密閉は避ける(おススメは新聞紙)
ブロッコリーが黄色以外の場合は?
ブロッコリーはつぼみが膨らんで、花が開く状態になると黄色くなるのはご紹介しました。
…が、黄色以外の状態になってしまう場合もあるみたいです。
色によって、食べれなかったり食べれたりするので「ちょっと色が変だな?」と思ったら確認してみてください。
紫色のブロッコリー
冬に見るかもしれない、紫色のブロッコリー。
ちょっと色が濃くて、黒っぽいので大丈夫?と思ってしまいそう。
そう思っても無理のない雰囲気。
ですが、紫色っぽいブロッコリーは栄養素も、甘みも強い証だったんです。
その正体は「アントシアニン」。
寒い場所で育てられたブロッコリーは、防衛本能としてアントシアニンという紫色の色素を出します。
アントシアニンはブルーベリーやワインにも含まれることで有名なポリフェノールの一種です。
因みに、茹でると緑色になるので、いつも通りに食べることができます。
黒点があるブロッコリー
一瞬、ドキッとしてしまう、茎の部分に黒点があるブロッコリー。
虫の卵…?と思ってしまうかもしれませんが、こちらの正体もアントシアニン。
紫色のブロッコリーと同じですね。
寒い場所で育った証なので、食べても問題ありません。
茶色のブロッコリー
こちらは少々危険なブロッコリー。
通常は緑色から黄色くなって花が咲きますが、その後、茶色になります。
つまりは、枯れてしまったブロッコリー。
この段階までいってしまうと、残念ながら栄養素はほとんどありません…。
茶色い部分が一部だけだったら、取り除けば食べられます。
ですが、解けてきたりぬめってきたら腐ってきた証拠。
次のブロッコリーは緑色のうちに食べる決心をして、潔く捨てましょう。
また、枯れる以外にも熱しすぎて茶色くなることがあります。
茹ですぎたり、蒸しすぎたりした場合ですね。
こちらは食べられますが、触感・栄養素など落ちています。
ブロッコリーまとめ
この記事のまとめ
- ブロッコリーは放っておくと緑から黄色に変わる
- 黄色いブロッコリーは、ブロッコリーのつぼみが膨らんで花が咲く前の段階
- 食べれるけれども、栄養素は緑色よりは落ちる
- 紫のブロッコリーは緑のブロッコリーより栄養豊富
- 茶色のブロッコリーは出来れば捨てた方がいい
- ブロッコリーは栄養豊富でダイエットや筋トレする人に人気がある
というわけで、今回はブロッコリーについて調べてみました!
よく食べる野菜ですが、調べてみると、今まで知らなかったことが知れてためになりますね。
紫のブロッコリーを見つけたら、今度は積極的に買おうと思いました。