新型コロナウイルスの影響や健康系の番組で取り上げられて、たびたび品切れ!という食品があります。
それは健康食品としても印象強い、納豆です。
納豆が体に良いというのは皆さんご存知だとは思いますが、具体的に何が良いの?
食べるタイミングはいつがいいの?
という疑問がわいてきたので調べてみました。
健康に気を使いたい、今だからこそ知りたい納豆の知識です。
納豆は朝のイメージが強いけれど…
納豆は朝食のお供として印象が強い食品です。
時間がない朝でも簡単に用意もできるし、納豆が1つあるとないとではボリュームも違ってきます。
旅館なんかに泊まると、必ずと言っていいほど出てくる朝食にはぴったりですよね。
ご飯に味噌汁、納豆で朝食を済ませる家庭も多いのではないかと思います。
一方で、朝食に比べて夕食にはあまり納豆は多く登場しません。
おかずにボリュームがあったり、食事を用意する時間が朝よりはあるので、お手軽な納豆は朝になりがちです。
ですが、納豆の成分を最大限発揮させるには、実は夜食べたほうが効果的なんです。
納豆の効果を最大限発揮するのは「夜納豆」
納豆を食べる一番ベストなタイミングは、夜です。
朝食べても効果は発揮されているのですが、「寝ている間」によく聞く成分がたくさんあるんです!
血液ドロドロに効く、ナットウキナーゼ
納豆に含まれるナットウキナーゼという成分は、血液をサラサラにしてくれる効果があります。
効果時間は食べてから10~12時間程度。
人の血液が一番ドロドロになる時間帯は、水分を取らない寝ている間です。
そのため、寝ている時間に一番効果がある夜ご飯のタイミングに食べると効果が最大発揮されるんですね!
血液サラサラになると?
一番の効果は、血栓が出来にくくなることです。
血栓は血管をふさいでしまう血の塊。
そのままにしておくと、心筋梗塞や脳卒中といった重大な病気にもつながる怖いものです。
あとは、血液がサラサラになると流れが良くなってむくみが取れたり、疲れや毒素が溜まりにくい体になったり…と嬉しい効果がいっぱいです。
なお、血液サラサラ効果は、梅干しなどのクエン酸や玉ねぎに含まれるケルセチンというポリフェノールでも効果が期待できるんです。
お肌に良い栄養素がたっぷり
睡眠時間中には、成長ホルモンが分泌されます。
この成長ホルモンはお肌のダメージを修復したり、コンディションを整えてくれる働きがあります。
そして、納豆に含まれるビタミンB群はこの成長ホルモンの働きを活発化させる栄養素なので、新陳代謝を高めて、皮膚の修復力をUPさせてくれます!
また、大豆に含まれるイソフラボンも肌にとって良い働きをしてくれます。
昼間受けたダメージを分解して蓄積させなかったり、さらに美白効果もあります。
風邪予防効果
納豆にはジピコリン酸という抗菌殺菌作用をもつ成分が含まれています。
睡眠中は唾液の分泌量が減るため、口の中が乾燥して、ウイルスが繁殖しやすい環境になっています。
ウイルスが繁殖すると、風邪をひいてしまう原因になってしまいます。
けれど、納豆を夕食に食べていれば、ジピコリン酸がウイルスが繁殖しにくくしてくれるんです。
朝に食べる納豆の効果
納豆は夜に食べる方が効果が最大限に発揮されますが、朝に食べることによって得られる効果もあるんです。
ここでは、朝食べると得られる効果についてご紹介します。
たんぱく質が代謝をアップさせてくれる
大豆のたんぱく質は、プロテインにも使われている良質なたんぱく質です。
朝に摂取することで代謝がアップする効果が期待できます。
小粒納豆ならお通じが良くなる
納豆の中でも、小さな大豆で作られている小粒納豆なら、食物繊維が豊富に含まれています。
そのため、朝食に食べると腸を刺激して便意が起こりやすくなるため、便秘に効果があります。
納豆効果まとめ
この記事のまとめ
- 納豆は朝のイメージが強いけど、夜食べた方が効果的
- 夜納豆で期待できる効果
・血液サラサラ効果
・お肌修復効果
・風邪予防効果 - 朝納豆で期待できる効果
・代謝アップ
・お通じがよくなる
納豆だけ食べていれば健康!…なんてことはもちろんありません。
が、納豆は嬉しい効果が沢山ある食べ物です。
1日だけ食べるよりは、毎日の食事に無理なく取り入れて、健康な体作りをしましょう!