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ロングライフ牛乳って知ってる?長期常温保存可能なすごい牛乳!

2020年5月13日

ロングライフ牛乳。常温保存できる牛乳

牛乳と言えば…当たり前ですが、冷蔵庫に保管しておく必要がありますよね。

 

私個人的な体験ですが、新型コロナウイルスの食料買い占め時期に牛乳がなくて…

ひやひやしながら夕方頃に牛乳を買って数時間、常温で持ち運んだ覚えがあります。

 

普通の牛乳は、未開封なら6時間程度なら常温で持ち運べましたが、

常温で保存が可能な「ロングライフ牛乳」があるのを知っていますか?

 

海外では主流となっている地域もある、すごい牛乳なんです。

意外と身近に売っているのを知って、災害時に良さそう!と思ったので紹介したいと思います。

 

 

 

「ロングライフ牛乳」とは?

ロングライフ牛乳

「常温保存可能品」が目印

ロングライフ牛乳は、製造工程でも製品の容器に対しても滅菌を徹底して作られた牛乳です

そのため、未開封であれば常温でも2か月ほどの長期保存が可能となっているんです。

 

日本ではあまりなじみのないロングライフ牛乳なんですが、海外では当たり前に飲まれている牛乳なんです。

常温でも保存が可能で遠くまで運べるため、居住エリアが広いヨーロッパなどでは重宝されています。

ヨーロッパでは牛乳は飲用よりも料理に使われることが多いため、常温でも問題ないんですね。

 

管理人
常温で保存して、使う前に冷やして飲んでもよさそうだね

 

 

ロングライフ牛乳の特徴

ロングライフ牛乳は、普通の牛乳と比べて違う点がいくつかあります。

どんな点が違うのか?まとめてみました!

 

ロングライフ牛乳特徴① 殺菌温度が高い

ロングライフ牛乳は、普通の牛乳より高い温度で滅菌をしています。

そうすることで、滅菌力が高まり長期保存に向けになります。

滅菌温度 滅菌時間
普通の牛乳 120℃~130℃ 1秒~3秒
ロングライフ牛乳 135℃~150℃ 3秒~5秒
管理人
滅菌温度と滅菌時間が違うので、味が気になりますが…、何も言われないで出されたら普通の牛乳だと思って飲んじゃう感じです。

 

ロングライフ牛乳特徴② 容器の違い

通常の牛乳は紙パックに入れられて販売されているものがほとんどです。

しかし、ロングライフ牛乳は菌が繁殖する要因である空気と日光を遮断する、アルミ箔が貼り付けられた紙容器を使用しています。

空気と日光を遮断することによって常温でも無菌状態を保つことが可能なんです。

 

ロングライフ牛乳の特徴③ 無菌充填

容器に牛乳を入れる際にも特徴があります。

清浄エアーを送り込み、無菌状態で充填する方法がとられています。

もちろん容器も滅菌されており、とにかく滅菌、無菌を重視しています。

 

 

ロングライフ牛乳の開封後の賞味期限は?

ロングライフ牛乳の成分表記

開封後の取扱もきちんと記入されている

ロングライフ牛乳の開封前は常温でも保存可能ですが、開封後は注意が必要です。

 

開封後は無菌状態ではなくなるため、通常の牛乳と同じ

10℃以下に冷蔵して、賞味期限にかかわらず、早めに(目安として2日)飲みきる必要

があります。

ポイント

日本で売られているほとんどのロングライフ牛乳は、200mlの飲みきりサイズなので問題ないかもしれません。

 

 

ロングライフ牛乳と通常の牛乳の栄養素は違うの?

栄養素は、大きく違うわけではなくほぼ同じです。

この2つの牛乳はどちらも、スーパー「ライフ」のあじわい牛乳なので、比較参考しやすいかと思います。

 

よくよく考えると、原材料はどちらも100%なので当たり前かもしれません。

製造工程が違えど、成分の差はあまり気にする必要はないと思われます。

 

 

ロングライフ牛乳でヨーグルトは作れるの?

通常の牛乳と同じように作れます。

牛乳とヨーグルト菌(もしくはヨーグルト)を合わせて発酵させて作ることができます。

 

管理人
ロングライフ牛乳だから味が違う…なんていうのもありません

 

 

ロングライフ牛乳が売っている場所

ロングライフ牛乳、実は普通の牛乳に紛れ込んで売っているんです…。

 

首都圏に展開しているスーパー「ライフ」の牛乳売り場にいったんですが…。

普通にしれっと紛れて牛乳売り場に置いてありました。

牛乳売り場

上段にしれっといるロングライフ牛乳

しかも、今回買ったロングライフ牛乳。

スーパー「ライフ」のプライベートブランドだったんですよね。

ライフ…すごいな…。

 

因みに価格は200mlで95円

200mlしか売ってないので、大量買いすると割高に感じそうです。

 

日本では200mlのロングライフ牛乳が多い

いくつかスーパーを回ってみたんですが、ロングライフ牛乳は1種類あるかないか…という感じでした。

あっても、200mlの小さなパックしか見つけられませんでした。

 

日本では牛乳は冷やすことが習慣づいているので、当然かもしれません。

 

ロングライフ牛乳まとめ

この記事のまとめ

  1. ロングライフ牛乳は、常温で2か月の保存が可能
  2. ロングライフ牛乳の特徴
    ・殺菌温度が普通の牛乳より高い
    ・容器がアルミ箔が貼られた紙容器
    ・無菌充填
  3. 開封後のロングライフ牛乳は10℃以下で2日くらい
  4. 日本で売っているロングライフ牛乳は200mlが多い
  5. ロングライフ牛乳と普通の牛乳は栄養素はほぼ一緒
  6. ロングライフ牛乳でヨーグルトは作れる
  7. ロングライフ牛乳は普通の牛乳売り場で売ってる

ざっくりとロングライフ牛乳についてまとめてみました!

 

正直、知る前は飲むことないんだろうな…と思っていました。

というのも、やっぱり常温保管した牛乳って危ないよね…?という常識が抜けきれなくて。

 

けれど、実際に牛乳売り場に普通に売っていたり、飲んでみたりすると「普通の牛乳だな」って思えるようになったんです。

普通の生活では冷蔵の牛乳を飲むと思いますが、一つの選択肢としてロングライフ牛乳を視野に入れてみるのがオススメです!

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