新型コロナウイルスの影響でイベントが続々と中止になっていますね。
感染も怖いし中止なのは納得だけど……正直、イベントに参加するための参加費を払っていたら、少し…いや、かなり複雑ですよね。
しかも、準備期間が必要だったり、参加費が高かったりする場合は、特に。
想像しただけでもちょっとショックなんですが、ここでちょっと気になることは、参加費って返してもらえるの?ということ。
返して…もらえないんだろうなあ…と思いつつ、希望はあるのかどうか調べてみました!
本当は新型コロナウイルスが早く収束して、イベント開催が望ましいけれど!
東京マラソンでは返金なし
2020年3月1日開催予定の東京マラソンについては、一般参加者は参加できないということが決定になりました。
また、それに伴って東京マラソンの一般ランナー参加中止については参加規約どおり、参加費は返金されないという公式発表がありました。
規約の内容としては「自粛による中止の場合は払い戻しが無い」とのこと。
一応、救済措置がありまして、翌年の東京マラソン2021については参加費を払えば出走することを可能にする、とのことです。
つまりは抽選なしで参加費払えば絶対走れるよ!という、中途半端な印象を受ける救済措置です。
東京マラソンの抽選倍率は約10倍だし、4万人近い人が参加予定だったので返金対応は難しいのは理解できるんですが…。
ただし、中国人ランナーへの対応として、来年2021年の参加費無料と発表がありました。
この中国人ランナーと日本人ランナーの対応の差に批判の声が出ていますね。
そのため、世間の声を受けて、日本人参加者に対しても同じように参加費無料対応がなされる可能性があるのでは?という感じでもあります。
ちなみに、参加費の金額についても調べてみました。
東京マラソンの参加費は国内が1万6200円、海外参加者 1万8200円。
決して安い金額ではないため、返金されないというのは懐が痛い話です…。
他の中止になっているイベント
他の中止になっているイベントについても調べてみました。
まず、2月23日の天皇誕生日に予定されていた皇居での一般参賀の中止を発表しています。午後の一般記帳を含め、一般参賀の中止が決まりました。
アイドルグループの「嵐」も、新型コロナウイルスの感染が拡大している影響を受け、2020年に予定していた中国・北京でのコンサートの開催を断念しています。
商業系のイベントでは、世界各国からカメラ関連メーカーやユーザーが集うカメラ見本市「CP+2020」(パシフィコ横浜)が、2月末に開催を予定していましたが、中止を決定しました。
他にも、大阪府主催のイベントは1か月間原則中止になったり、ブシロード主催のイベントの中止や延期など、影響は政府から民間まで多岐にわたっています。
イベントの中止・開催は主催者側に任される
リスクを考慮したうえで開催されるイベントも実は多く、イベントの中止・開催については主催者側で決定しています。
安全を第一に考えるのなら、イベントの中止は妥当な判断になりますね。
仮にイベントで感染が起きた場合のリスクを考えると中止にした方が安全ですし、仮に感染が起きてしまった場合は主催者への批判は免れません。
一方で主催者側から考えると、各イベントは経済活動の一部でもあるので、イベントの中止はビジネスの損失を意味します。
イベントの規模が小さければ中止にしやすいけれど、規模が大きい場合は中止にするにはなかなか難しい場合もありそうです。
安全上のリスクとイベントを中止するリスクを考慮したうえで、出来る限りの対策を取り、開催を決定するというのも一つの選択になりそうです。
実際に、2月16日には東京都青梅市で青梅マラソンが開催されています。
約1万9000人が参加したマラソン大会では、ランナーとのハイタッチを自粛を始め、マスクや消毒液の用意、手洗いの徹底、一部スタッフのゴム手袋の着用をして対策して行われました。
新型コロナウイルスで中止になったイベント、参加費は返金はされないの?
イベント中止は仕方ないにせよ、これが私の本音です。
出来れば返金してもらうか、次回開催時の参加権にしてもらえたらなあ…。
実は、参加費については申込時の参加規程に必ず記載されています。
私も参加予定だったイベントがあるのですが…調べてみると、そこの参加規程にはこんな文章が。
一度払ったお金は、返金絶対しないから!という強い意志が伝わってきます…。
こう書かれていると、イベント時には新型コロナウイルスが収束して開催してくれることを願います…。
ただし、規定に「返金はしません」と書かれていても、主催者側から救済措置がある場合もあります。
返金、次回開催時の優先権、次回開催の参加権…対応は様々です。
これも主催者側の判断になるので、救済措置あったらラッキーくらいで思った方がよさそうですね。
コロナウイルスでイベント中止になった場合の参加費行方まとめ
この記事のまとめ
- 東京マラソンでは返金なし
- 他に中止になっているイベントも色々
- 中止か開催かは主催者側が決める
- 参加要項をチェックしつつ…基本的には返金は期待しない
- 救済措置も主催者側による
新型コロナウイルス、いよいよ国内まで広がってきていて危機感を感じます。
致死率は現在2%とのことなので、普段から健康に気を使っていれば重症化はあまりなさそうなイメージです。
手洗いうがい等の対策をして、自分の身をしっかり守って乗り切りましょう。
そして、4月までに収束してくれれば個人的にうれしいです…!