指で小さく〇を作って、そこから覗いてみると…。
なんだか視力が良くなった気がする!
そんなことをした経験ありませんか?
どうしてそんな話をしたのかというと、ちょっと不思議なメガネを見つけて思い出したんです。
その名も「ピンホール眼鏡」。
小さなころは見向きもしなかったんですが、視力回復する眼鏡…として、売られているとかいないとか…?
なんだそれは、本当に回復するの?
そんな疑問を抱きつつ、不思議な眼鏡について色々調べてみました!
「ピンホール眼鏡」ってそもそも何?
小さなころに見た「ピンホール眼鏡」の印象は…正直ダサい!
プラスチック製でおもちゃのようなその見た目。
けれど、一度かけてみると…なんだか視力が良くなった気がする!
そんな不思議体験ができた覚えがあります。
現在でも、かければ視力が良くなる!…なんて言われて、百均やAmazonでも売られていたりします。
構造的にはとても簡単で、眼鏡のレンズ部分に穴がぽつぽつ開いているだけ。
素材はプラスチックが多いです。
ピンホール眼鏡をかけたらよく見えるのは…本当!
「ピンホール眼鏡、かけてみたら目が良くなった!」という事実も本当で、原理もあるみたいです。
ただ、ピンホール眼鏡を取ると…元の視力に逆戻り。
ピンホール眼鏡をかけて、視力が良くなるのは一時的みたいです。
いったいどんな原理なのか?
調べてみると、ピンホール原理なるものがあるらしい。
ピンホール眼鏡は、ピンホール原理が働いていた
ピンホール原理とは、ピントを合わせる毛様体筋が関係しています。
目のピントを合わせる筋肉のことを毛様体筋と言います。
この毛様体筋は目を開くと使われて、当然のことですが使いすぎたり、酷使すると疲れます。
その、疲れている状態が「近視化」ですね。
ピンホール眼鏡をかけると、毛様体筋をあまり使わなくとも焦点を合わせることができるようになります。
そのため、一時的に近視化が改善されて良く見えるようになるんです。
他にも、光の量が調整しやすくなる、といった理由もあります。
光の調節を行なう虹彩筋が刺激・強化され、光の量を絞っている瞳孔をより小さく絞ることができます。
その結果、網膜に光が届きやすくなるんですね。
ピンホール眼鏡で目のリフレッシュ
ピンホール眼鏡はかけると毛様体筋が休まるため、一時的に視力が上がります。
コンピューターやTVゲーム、長時間の読書で目が疲れた時にかけると、目が休まりリフレッシュできるんですね。
また、1日3分の眼球筋トレーニングを続けることで近視が改善できる可能性があります。
やり方は簡単で、1日3分間ピンホール眼鏡をかけるだけ。
その際に、無理のない範囲で遠近を交互に見るようにすると効果的です。
1度に多く…よりは、毎日気長に続けることが大事です。
ピンホール眼鏡まとめ
この記事のまとめ
- ピンホール眼鏡はピンホール原理で視力が良くなる
- ピンホール原理とは、目のピントを合わせやすくする原理
- ピンホール眼鏡は目のリフレッシュや眼球筋トレーニングができる
今回はピンホール眼鏡についてまとめてみました。
小さなころの疑問が1つ解決して、ちょっとすっきりしました。
ピンホール眼鏡について調べていくと、
「疲れた際は、緑溢れる公園や森に行ってピンホール眼鏡を使うと、目がリフレッシュ
します」
といった感想も見たんですが…本当に公園や森に行って使ってるんですかね…?
公園で使っている人を見かけたら、視力回復中か…とおもって優しく見守ろうと思います。
レンズがなくても視力が良くなる不思議な眼鏡。
見かけてみたら、一度かけてみるのも面白いですよ!