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生理前のイライラ!食べ物で解決してみませんか?

2020年2月27日

生理前のイヤな期間。

熱っぽくなったり、立ち眩みや情緒不安定。

人によって様々ですが、症状が重くても「生理前の不調は当たり前」と思い込んで受診せずに我慢している人も多いとか。

管理人
私は結構症状が酷いけど…あまり受診は考えていないな…

産婦人科まで足を運ぶのはハードルが高いけれど、自分でも手軽に食べ物で対処出来たら嬉しいですよね。

 

今回は、生理前の嫌な期間を快適に過ごすための食べ物についてまとめました。

 

 

生理はとてもデリケートなもの

まず、念頭に置いておいてほしいこと。

この記事に記載しているのはあくまでも目安です。

 

生理は人によって症状なんて色々だし、期間も人によって違います。

症状の重さも、量も違います。

 

また、生理は年齢によっても変わってくるデリケートなものです。

もし悩んで悩んでこの記事にたどり着いているのであれば、産婦人科への受診を考えましょう。

 

女性の人生の半分以上の時間、生理と向き合う必要があります。

我慢しないで上手に生理と付き合っていくヒントになればうれしいです。

 

生理前、特に対処していない人は約60%

月経(生理)前に不快な症状を感じていてもそれに対して何か対処をしている人は約40%ほど。

半分以上の60%以上の人が特に対処していません。

 

管理人
実際、私の周りでも対処してない人が多いです。しいていうなら、ナプキンの用意をする…くらいでした。

 

あなたは、生理前に具体的に症状を軽くするために何をしたらいいかわかりますか?

おそらく私と同じでわからない人が多いはず。

学校などの義務教育ではこういうことを学ばないので、自分で積極的に情報を集めない人じゃないと知らない知識ですよね。

 

生理前にできる対処は色々ありますが、この記事では一番影響がある食べ物での対策を紹介します。

管理人
…が、その前に、生理前にはどういった症状が出やすいのか。傾向をおさらいです。

 

生理前に出やすい症状

ここでは、生理前に出やすい症状や月経前症候群(PMS)、月経前不快気分障害(PMDD)と呼ばれる症状についてまとめています。

 

生理前の症状は、長い人では10日ほど前から生理が始まるまで出る人もいます。

症状は様々で、イライラしたり不安定になったりといった精神的な部分への影響、頭痛や手足のむくみなど身体への影響などがあります。

はっきりと「この症状がでる」とは言いづらいのが生理なので、傾向として確認してみてください。

生理前の出やすい症状

  • イライラしたり不安になったりする
  • 仰うつっぽくなる
  • 胸の痛みや張り
  • おなかの張り
  • 関節痛・筋肉痛
  • 頭痛・腰痛
  • 体重増加
  • 手足のむくみ
  • 熱っぽさ
  • 便秘
  • 集中力の低下
  • 睡眠障害
  • 食欲不振・過食
  • めまい

 

「月経前症候群(PMS)」

生理がある女性ならば色々な症状が起こります。

中でも生活に支障が出るほどの身体的な症状が強く出る場合は月経前症候群(PMS)と診断されることがあります。

 

「月経前不快気分障害(PMDD)」

生理前に特に気分が不安定になる症状の場合は、月経前不快気分障害(PMDD)の可能性も。

 

生理前になると人が変わったように暴力的になる…なんて話、聞いたことありませんか?

月経前になると感情が著しく不安定になって、普通の日常生活が送れないほどの深刻な状態になる人もいます。

大体、生理がある人の1.2%が該当するみたいです。

 

精神的な症状が重く出るのが特徴で、うつ病や双極性障害と間違われることも多いです。

産婦人科だけでは判断しきれないことが多く、精神科の利用も必要になってきます。

 

食生活で生理前の症状を緩和

生理前の症状を緩和するためには、食事の知識も大切です。

食生活は身体への影響はもちろんのこと、精神的な影響も大きいものです。

1食1食は小さな影響ですが、それが積み重ねれば大きな影響になります。

自分でできる範囲で試してみましょう。

 

ここでは、症状別の対策をそれぞれ紹介します。

 

食欲が止まらない…。イライラが止まらない…。

血糖値をゆっくり上げて、安定させる食べ物がオススメです。

 

血糖値が下がると食欲が急激に増したり、イライラ症状が悪化することがあります。

逆に血糖値が急激に上がってしまうと、そのあと急激に下がることが度々あります。

そうなってしまうと悪循環になる一方です。

 

そのため、血糖値をゆっくり上げて安定させる必要があります。

対策ポイント

血糖値を急激に上げるものを避ける
→砂糖や果物、チョコレート、ケーキ

ゆっくり消化してゆっくり血糖値があがる食品
→穀物類や豆、いも類など

小分けにして1日4回~6回に食事を分ける

 

頭痛や腰痛、むくみをどうにかしたい…。

頭痛や腰痛、むくみなんかも生理前によくある症状になります。

塩分やアルコールを避けて、利尿を促す食物をとるのがポイントです。

対策ポイント

利尿作用があるビタミンEを含む食物
→全粒粉が含まれるもの、木の実や乾燥豆など

塩分が多いもの、アルコールを避ける

 

情緒不安定をどうにかしたい…。

刺激物を避けて、ホルモンバランスを整える栄養素を摂取しましょう。

 

神経が緊張・興奮していたり、ホルモンバランスが乱れていると情緒不安定になりがち。

神経を鎮める効果がある栄養素や、女性ホルモンに似た働きを持つ食物を摂取することがポイントです。

対策ポイント

刺激物となるカフェインが入っている飲み物などを避ける
→コーヒー、紅茶、緑茶、栄養ドリンクなど

神経を鎮める効果のあるビタミンB6、マグネシウム、カリウム
→ナッツ、レバー、果物や野菜など

女性ホルモンに似た働きの食物
→豆腐、豆乳などの大豆製品など

 

生理前の食事対処まとめ

この記事のまとめ

  1. 生理はとてもデリケートなもの
  2. 生理前、特に対処していない人は約60%
  3. 生理前に出やすい症状
    ・「月経前症候群(PMS)」
    ・「月経前不快気分障害(PMDD)」
  4. 食生活で生理前の症状を緩和
    ・食欲やイライラが止まらないときの食べ物
    ・頭痛や腰痛、むくみをどうにかしたいときの食べ物
    ・情緒不安定をどうにかしたいときの食べ物

生理前の不快感や身体と心の不調は日ごろの生活で、ある程度対策ができるものです。

もちろん、薬や医師にかかることも対策の一つですが、食生活に気をかけて対策することも大事になります。

 

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