コロナの外出自粛生活の中では、楽しみが食に集中しがちです。
久々に生カステラが食べたい…と思ったのも、その流れ。
美味しいもの食べたいと、楽天で検索していた時に半熟カステラの広告を見て…というパターンです。
半熟カステラが売られ始めたときは、まずはビジュアルにやられました。
半分にカットされた半熟カステラから、トロっとした生地が出てくるあの写真。
次に名前のインパクトで覚えました。
”半熟”っていうキーワードのパワー強くありません?
が、ココでふとした疑問。
口と気分はすでに半熟カステラを食べる気分。
いや、外出自粛なのですぐには食べれないんですが、食べたいリストには確実に入っています。
美味しく安全に頂きたい。
そんな、食い意地ばかりが先行している疑問を調べてみた!という今回の記事です。
皆気になってた半熟カステラの疑問「食べて平気?」
私も「半熟カステラ」や「半熟生カステラ」が出始めたころ、すごく疑問に思っていたことがあります。
この疑問、私の周りでも感じている人が多いみたい。
同量や知り合いと話していても、「どうしてだろうね?」と明確に知っている人はいませんでした。
小麦粉は生で食べたら駄目、腹痛になる…くらいは知っている人が多いけれど、半熟カステラは本当に平気?
たくさん食べても大丈夫?
半熟カステラを美味しく食べたいため、安全に食べられるか…調べてみる必要がありそうです。
ホットケーキミックスは、焼く前が美味しい説
ちょっと脱線。
美味しい生の小麦粉…といえば、個人的にこの存在を忘れることができません。
本当は食べてはだめだと分かってます。
けれど、ホットケーキミックスの焼く前の生の生地……美味しいっていう人多いですよね。
実際に、私もホットケーキ焼く前は少し食べてしまうことも…。
ダメっていうのは分かってるんです。
ですが、美味しいんですよ…。
正直、焼いた後よりも焼く前の方が美味しい。
けれど、食べすぎてお腹が痛くなったことがある人も、中にはいるのでは?
半熟カステラはどうなんでしょうか。
食べすぎて、お腹痛くなったりしたら心配です。
生焼けの小麦粉を食べてはいけない理由
そもそも、生の小麦粉を食べたらどうしていけないのか。
そんな欲を隠しもせずに調べてみると、やっぱり生の小麦粉は食べては駄目らしい。
知ってた!
駄目な理由は主に2つ。
消化不良を起こす可能性と、食中毒の可能性でした。
どちらも無視できそうにない理由です。
消化不良の可能性
小麦粉はデンプンです。
小麦粉の種類は、薄力粉、中力粉、強力粉がありますが、全て小麦デンプン。
この小麦デンプンは、生の状態だと分解しにくく消化もされにくいデンプンです。
そのため、生のまま食べると消化不良を起こします。
その場合の症状は、腹痛や下痢、吐き気や嘔吐などなど。
暫くはトイレとお友達に慣れそうな症状です。
食べやすい小麦デンプンに変えるには、加熱が必須。
加熱することで消化しやすい状態に変わります。
食中毒の可能性がある
言われてみれば「そういえば…」と思うかもしれません。
小麦粉って殺菌されていないんです。
小麦粉は、要するに小麦を細かくすりつぶしたもの。
製造過程で色々な不純物など取り除いて、出来る限りは綺麗になっています。
ですが、土壌に存在する微生物や細菌などは完璧に取り除けません。
そのため、そのまま食べてしまうと食中毒の可能性があるのです。
半熟カステラは食べて大丈夫なの?
とりあえず、小麦粉は過熱しないとダメ。
生のまま食べてしまうと消化不良とか食中毒にかかる可能性がある。
では、半熟カステラは食べて大丈夫なの?
答えを言ってしまうと「たくさん食べても大丈夫」です。
あ、カロリー問題とかはここでは含みません。
小麦粉問題的な意味で「たくさん食べても大丈夫」です。
調べてみると、どうやら半熟カステラは生地の配合が普通のお菓子と違うらしい。
決して、焼き時間を短くして、半生状態で完成させているわけではないみたいでした。
まず、小麦粉の量をチェック。
普通、パウンドケーキだと、小麦粉の量が100gとかは当たり前。
けれど、半熟カステラのレシピの大半は小麦粉15~30gの少量の小麦粉しか使いません。
また、焼き時間は、パウンドケーキだと30~40分くらい焼きますが、半熟カステラは20分くらい。
一見すると、半熟カステラの方が焼き時間が短くて心配になります。
が、そもそも密度が違うので、火の通りが違うのは当たり前です。
パウンドケーキを人参だとすると、半熟カステラはカステラは卵くらい。
料理をしたことがある人なら、火の通りやすさが想像できるはず。
小麦粉の量が少量で、火の通りやすい材料配分なので、他のケーキより焼き上げの時間が少なくても加熱はきちんとされているんですね。
半熟カステラの”半熟”とは?
半熟カステラのあのトロトロは、小麦粉の量が少なかったから!
と、ブログの記事タイトルの回答でした。
ですが、ここで疑問が一つ。
半熟カステラの「半熟」って何なの?
半生というわけではないし、しっかり加熱さてるいる。
どういった意味の半熟なのか。
これも調べてみると単純で、きちんと表記するのであれば「半熟風カステラ」が正解!
卵がメインで、とろっとした生のような触感のカステラ、になります。
生焼けのケーキとは違うんです。
「半熟カステラ」はややこし名前なんですが、仮に「半熟風カステラ」だと…ちょっとインパクトに欠ける気がします。
「半熟カステラ」という名前だからこそ有名になったのかもしれません。
半熟カステラは生焼けじゃなかったまとめ
この記事のまとめ
- 半熟生カステラは生焼けじゃなかった
- 焼く前のホットケーキミックスは美味しいけど食べちゃダメ
- 小麦粉を生で食べると消化不良とか食中毒になるの可能性がある
- 半熟カステラは「半熟風カステラ」できちんと加熱されている
- カロリーに気を付けていっぱい食べよう!
この記事を書いている間、自分自身へ飯テロならぬスイーツテロしてる気分になりました。
家や職場の近くに半熟カステラを買える場所がないのが悔やまれます…。
もう少し気軽に外に行けるようになったら食べたい。
もし、記事を読んで半熟カステラが気になってもらえたら嬉しいです!